初めての投資失敗談
〜コロナショックで知った「私に合う投資」の形〜
こんばんは。今日は、私が初めての投資で恐怖を感じた体験談をお話しします。
社会人になってからは、ずっと貯金一筋の生活でした。そんな私が投資に興味を持ったのは、職場で資産運用をしている上司をちらほら見かけるようになったのがきっかけです。
「働きながらお金にも働いてもらう、という生き方もあるんだ」
そう思い始めた頃、証券口座の開設キャンペーン広告が目に留まり、2020年の冬、私は人生で初めて個別株を購入しました。選んだのは、普段の生活で馴染みのある ANA(空運) や 不動産関連銘柄。
それぞれ100株ずつ購入し、いよいよ“投資家デビュー”です。
株価は朝・昼・夕方と、1日に何度もスマホでチェック。とはいえ値動きは比較的おとなしく、「え、こんなに簡単に株って買えるんだ」「意外と楽しいかも」と、軽い気持ちで投資を続けていました。
コロナショックで一変した世界
しかし、2020年3月。コロナショックが世界を襲います。
株価はみるみる下落し、気がつけば含み損はマイナス10万円以上。保有株一覧の赤い数字を見るたびに、胸がぎゅっと苦しくなりました。「これ、もう売った方がいいのかな…」何度もスマホを閉じては、また開く。それでもすぐには決断できず、「いつか戻るはず」と信じて、ただ待つ日々。
やがて私は、“お金が減っている”という状態そのものに、心がすり減っていきました。SNSにすがり、そして手放した不安を紛らわせるように、SNSやYouTubeで同じ銘柄の情報を探し、「大丈夫」「そのうち上がる」という言葉に一喜一憂。
でもいつの間にか、株への“期待”よりも、“早く解放されたい”という気持ちの方が強くなっていました。そして、株価が少し戻したタイミングで売却。もちろん、購入時の価格には届かず、損切りという結果になりました。
売った瞬間は、正直ホッとしました。でもその夜、ふとこんなことを考えたのです。
「私って、何のために資産運用を始めたんだっけ?」。毎日株価を気にして、一喜一憂しながら生活する。—これ、私がしたかった人生だったかな?
そこから、「私に合う投資って何だろう」と、真剣に考えるようになり、今のインデックス投資中心のスタイルに辿り着きました。
あの失敗がなければ、私はきっと“自分の投資の軸”を持てなかったと思います。
初めての投資は、決してうまくいきませんでした。でも、そのおかげで、
下落した時の自分の感情
お金に対する考え方
ストレスの感じ方
それらを、身をもって知ることができました。
今振り返ると、あの失敗は「損した」以上に、“自分という投資家を知るための最高の自己分析”だったと思っています。
これから投資を始める人に少しでも参考になれば嬉しいです。

