なぜ私はお金や働き方について考えるのか②
一体何のために
前回の記事の続きです。
子供の頃から勉強してきた結果、職場環境に恵まれた会社に入り、知らず知らずのうちに、資産を増やすための元手となるお金を、若いうちから手にすることができていたのです。
一方で、20代の私はまだ多くのことを理解していませんでした。「勉強すること=良い企業に就職するための手段」という認識はあったものの、「勉強すること=社会人になってからも必要なもの」とまでは考えていませんでした。
お金についても同じです。当時の私にとってお金は、「日々のニーズを満たすために消費していくもの」であり、「将来の選択肢を増やすための手段」とは捉えられていませんでした。
つまり、働く意味も、手元にあるお金の最適な使い方も、私は何も知らなかったのです。自分の頭で考えず、上司の指示をこなすだけの「作業者」でいる限り、労働市場での価値は決して上がらない。
そんな危機感を覚え始めたのは、社会人5年目を迎えた頃だったように思います。
コロナ禍で気づいたこと
2020年のコロナショックでは、日本のあらゆる産業が大きな打撃を受けました。
特に、自営業者の厳しい資金繰りや倒産のニュースが相次ぎ、会社員でいるからこそ享受できる安定を強く実感した時期でもありました。同時に、会社に依存することのリスクも改めて突きつけられました。
もし倒産などで転職を余儀なくされたとき、良い条件で次の職を得るためには、会社に価値を提供できる人材であることが不可欠です。
ちょうどその頃、ある程度の貯金ができていた私は、いくつかの個別株を買い始めました。一時的な暴落も経験しましたが、その後の日本経済の回復によって、資産は当時の約3倍になりました。
これは、手元にお金があったからこそできた経験です。働いて給料を得て、投資や勉強を通して自己成長し、培った知識・経験を仕事で活かしていく。このサイクルのどこかが途切れてしまえば、これからの世の中を生きていくのは難しい。
そう強く感じるようになったことが、私が今もなお「お金」や「働き方」について考え続けてしまう理由なのだと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

